実家へ贈るお菓子を色々探している中、ふと叶 匠寿庵の「あも」ってどうかな?と思い立ち、西武へ。ちなみに池袋では東武にも店舗が入っているのですが、西武のポイントカードを持っているので今回はこっちー。
叶 匠寿庵は「かのうしょうじゅあん」と読みます。ロゴが旧漢字?書体?を使用していることもあって、最初私は読めませんでした。が、よく芸能人の方がこちらの「あも」という人気の定番商品をテレビなんかで紹介していて、それで知ったんです。
デパート内での店舗カウンターでも、商品を色々物色しているとわざわざ小皿に取り分けたお菓子を試食で出してくださったり、お会計を待つ間にもお茶を出してくださったりと、至れり尽くせりです。
叶 匠寿庵と言ったら…!
もはや代名詞とも言える、定番の人気商品、あも。ずっと昔にテレビで知った時は普通のあもを頂きましたので、今回は自分用にあも(塩)を購入。自分用なので簡易包装タイプの1本入り、1155円で十分です。
実家用には普通のあも化粧箱入り1260円を購入しました。
なので、それほど失敗することもないだろうと思って、即決で食べた事のない塩を買ってみた。
店頭では普通のあもを試食で出していただいたので、店員さんに「塩味って結構ハッキリわかります?」とたずねたところ、「しょっぱい感じはなくてほんのり程度ですね。あんこではなく、中のお餅のまわりについているんですよ」と教えてくださいました。
あもは、丹精込めて炊き上げた小豆と、やわらかな求肥を合わせたお菓子です。
程よいツブツブ感を残したあんこが、グルリと求肥(お餅部分)をくるんでいるようなつくりになっています。
あんこはベタベタしていなくて、割とサラッとしてます。グツグツ煮込んだあんこ、というよりは、寒天がまじっているような…水羊羹のような、ツルッと感を残している感じなんです。
こちらが断面。
あんこの部分はサクッと包丁が入りますが、お餅の部分はぷるんぷるんでコシがあるのでカットするにもちょっとコツがいるかな。カットしてしばらくおくと、お餅がもうぷるんぷるん過ぎて、中からこぼれ落ちそうになります。瑞々しくてツヤツヤ。
弾力もあって、伸びます(笑)。食感はモッチモチ!
あんこの部分が食感もサラリとしており、甘さも控えめなので、このお餅とバッチリ相性が良いように感じますね。ぜんざいの中から白玉を見つけたときのような喜びを感じるのです。
肝心な塩味ですが、私はあまり感じませんでした。塩キャラメルとかって、甘い中にも「あ、塩だ!」って粒子レベルでわかるというか、塩の粒の存在感が残っているものが多いように感じますが、このあも(塩)は言われないとそこまで塩の存在感はないです。
ですが、あんこのほのかな甘さをしっかりと際立たせてくれているあたり、舌に直接は感じませんが、上手く引きたて役に徹してるんだな~と思います。1本、結構なボリュームなんですけれど(しかも餅入り)、後引く美味しさでペロリと食べられちゃうのです。ほんのりと、甘さとしょっぱさが交互に活きているのかな、と。
だからかな、あんこものって美味しいけど、ある程度食べると飽きちゃうじゃないですか。
これ、全然飽きない。くどくないし。
定番人気の理由がよくわかりました。普通のあも、手土産には無難でいいと思いますが、こちらのあも(塩)もそこまで奇抜ではありませんので、手土産に選んでもハズレはないと思いますよ♪
●店舗情報
店名:叶 匠寿庵 西武池袋本店 (かのうしょうじゅあん)
住所:東京都豊島区南池袋1-28-1
電話番号:03-3986-4913
営業時間:西武池袋本店に準ずる
HP:http://www.kanou.com/
にほんブログ村
今思い出したけど、アルフィーの高見沢さんがオススメしてたんだった。