
papabubble(パパブブレ) 東京大丸店での飴づくり見学、後編です。
熱かった飴がどんどん冷え固まってきて、黄色になってきました。色づけされた飴は緑色、赤色になりましたが、ここに空気を入れてふくらませる作業をするとピンク色になったり黄緑色になったりと、色の濃度を調節できるのだそうです。

ちょっと見えにくいのだけど。壁から大きな釣り針みたいなのが出ていて、そこに飴をひっかけて何度も何度も空気を入れていく作業をします。パン生地をこねているような、そんな作業です。飴がどんどん白っぽくなっていくのがわかります。

試食でまわってきた飴。こちらはさくらんぼ。本当にさくらんぼの味がした!

実演スタッフがどんどん増えていき、色別に飴の生地を担当していく模様。とても息があっていて、見ていてもテンポがすごくよいので飽きません。

パーツをどんどん合体させていって、大きな金太郎飴のもとを作り上げました。チラッと絵柄が見えていますね。このあたりにくると、どんな飴なのか想像ができてきます。

余りかな?白鳥みたいな形になってました。

太い金太郎飴をスタッフみんなで細く長く伸ばしていく作業。写真の左手、奥の方では細長くなったあとに冷え固まった飴をカットしていく作業がすでに始まっています。

じゃーん!できたての飴!

今回の実演の飴は桃の絵柄でした。味もしっかり、ピーチ味!さきほど試食でもらったさくらんぼと色合いはほとんど変わらないのに、味がちゃんと違うんです。

この太い飴の生地がなくなるまでスタッフはどんどん飴をカットしていくのですが、絵柄もわかり試食も配布が終わったという事で、観客もバラバラと立ち去っていきます。

せっかくなので、場所を移動して最後まで見ていく事にしました。飴はこんなにも長く伸ばされていて、ある程度の長さでまずカットされたあと、別のスタッフが冷たいステンレスの板の上でゴロゴロと転がし、あら熱をとっていくのです。

こちらは指輪の形をした飴、1000円。ちゃんと指にはめる事ができるみたい。

奥のスタッフが何本かまとめて、ゴロゴロ。

そしてその飴が冷え固まったら、一口サイズにさらにカット。

写真手前にはカットされた一口サイズが転がっていますね。この時、割れてしまった飴や絵柄がきちんと出なかった飴などは、アウトレット用にわけられるそうです。

一口サイズにカットしているところです。

こちらのカット台も使われていました。

あたり一面に桃の香りが漂います。甘い香りです。

フルーツの味はいろいろあって、袋入りだと単品で買えますし、いろいろ食べたいなーって方にはボトルタイプもオススメです。

すべてが手作業なので、きちんとキレイな形にはならないけれど、そこがいい。作り手の気持ちが伝わります。というか、手作業であんな細かい絵柄が作れる方がむしろすごいんですけど。

すべての飴をカットしおわった後は、スタッフみなさんでゴロゴロ、ゴロゴロ。

1日に何度もこのように実演をされているみたいなので、もし通りかかる機会があればぜひ見てみてください。とってもテンポがよいので、飴が完成するまでがあっという間に感じられますよ。

こちらはパッションフルーツの飴。こんなに細かい絵柄、すごい!この飴を作る時の実演、ぜひ見てみたいですね。

最後に。飴に色をつけるための色素。なんだか理科室みたいです。
★papabubble(パパブブレ) 東京大丸店で飴づくり見学@前編の記事はこちら
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絵柄も然ることながら味も違うのがすごい!
コメントありがとうございます。金太郎飴の作り方は知っていましたが、実演はたぶん生で初めて見たので、とても興味深かったです。しかも黙々と作るのではなく、パフォーマンスとして見せて下さったのがとてもおもしろかったですよ。