まだハワイのガイドブックなどにはそれほど情報が掲載されていない、MADE IN HAWAIIなポップコーン専門店がワイキキより少し離れた、サンド・アイランド地区にあります。私は現地在住の方のブログでこのお店を知ったのですが、なんせ遠いのでどうしようかな~、とThe Busの路線を調べたところ、The Bernice Pauahi Bishop Museum(ビショップ・ミュージアム)の帰りに使うバス停からなら10番のThe Bus一本で行ける!という事に気づき、行ってきました。
博物館からはバスに揺られて20分程度、印刷した地図を手に「あの辺で降りればいいのかな…」と窓の外を眺めていたら、親切な運転手さんと先頭付近に座っていた一般市民らしき外国人男性が「どこ行くの?日本人でしょ?降りる場所わかる?教えてあげようか?」と私の地図を取り上げ(笑)、二人でワイワイ相談し「次の次の次で降りるといいよ!」と教えてくれたのでした。ありがとうございます。
で、降りたバス停から見た景色がこちら。Primo Popcorn(プリモ・ポップコーン)もこの並びに入っております。
ワードのショッピングセンターのような感じで、いろんなお店が通路沿いに入っているようです。が、車でしか来られないような場所なので日本人にはほとんど会いませんでした。お客さん自体、少ない感じ。
本当にここなのかしら…と不安でしたが、少し歩いたらこんなに派手なお店を無事に発見(笑)。とってもカラフルです。
Primo Popcorn(プリモ・ポップコーン)のロゴ入りマグカップもデコレーションされていました。ものすごくカラフル。
ポップコーン専門店というだけあって、いろんな種類の味が揃っているのですが、見栄えがよいからなのか店頭にデコレーションされているのはこのようにカラフルなコーティングがされているものがほとんどでした。これ、私も買ったけど、とにかく甘いポップコーンです。
中へ入ってみると、店内すべてがポップコーン。壁にズラリとかかっているのです。しょっぱい系の味のポップコーンは、スパイシーコーナーという事でまとめられていました。
BONFIRE(3ドル75セント)、WASABI SOY BBQ(3ドル75セント)、TSUNAMI(4ドル75セント)などなど。このTSUNAMIには柿の種も入っていました。他にもワサビ味や青のり味など、日本人向けのフレーバーも充実。
THE HULK(3ドル75セント)、WILD WINGS & RANCH(3ドル75セント)、WILD WINGS(3ドル75セント)、このあたりは人気の主力商品みたいです。
HAUPIA(10ドル50セント)、CoCo KONA COFFEE(10ドル50セント)などハワイらしいフレーバーもありましたが、こちらはちょっとお高め。素材がいいからなのかな?多分、甘いんだと思います。
キャラメルポップコーンのような感じで、表面をチョコレートやキャラメルなどでコーティングしているタイプはだいたい1袋10ドル前後、パウダーなどで味付けしているしょっぱい系は1袋4ドル前後って感じですね。
とにかく色々ありすぎて、何をどう選べばいいのか…。なんて迷っていると、店員さんが次から次へと試食をさせてくれます。頼んでないのに試食をさせてくれます(笑)。日本語は話せませんでしたが、簡単な英語で通じるのでOKです。もういいよー、ってくらい、とにかく食べさせてくれるんです。
色々食べてみましたが、基本的にしょっぱい系の味は全体的にはほとんど一緒かな、という感じ。その中で、ピリ辛系、チーズ系、ペッパー系、ビネガー系など若干の違いがあるので、ポップコーン好きもしくはそういう違いがわかる人ならいいんだけど、そうじゃなければ「どれを食べても一緒?」ってなっちゃうかも知れない。
ハロウィンだからなのか、こんなに可愛いパッケージもありました。
お土産にするなら、味よりもこういう見た目重視でもいいかも知れませんね。
KALAKOA(5ドル75セント)。店頭にも飾られていた、あのカラフルなポップコーンが色々と詰め合わせになっているものです。正直、水色とかピンク色とかペンキの色みたいでうーん、と思ったのですが、せっかくなのでこれも買ってみました。
CHEEZY MAC(3ドル75セント)はチーズ系の味でマカダミアナッツ入り。SHISO HORNY(3ドル75セント)はその名の通り、しそ味で日本人向け、これはお土産に買って帰りました。この辺の味なら年配の人でもOK?
店員さんも本当に親切で、「ブログでこの店の事を知って来たんだよー」と旅ノートのPrimo Popcorn(プリモ・ポップコーン)の切り抜きを見せたら喜んで下さいました。そして帰ろうと思ったら、入り口のドアの上にふと目が行き…。
なんと!HAWAII FIVE-Oの出演者との記念写真を発見!「あれ、マグギャレット?」って聞いたら「そうよー、知ってる?」と言われたので、「もちろん!HAWAII FIVE-Oは日本でも人気があって私も見てるの!」と大興奮の私。どうやら、この近くでロケがあった際に立ち寄ったんだそうです。
思いがけず、HAWAII FIVE-O巡礼をしてしまいました。
ちなみにこちらが、試食用のサンプル。本当に大袈裟ではなく、ここにあるものを端から順に次々と食べさせてくれるのです。
この時期はハロウィンのデコレーション。私が入店した際はお客さんは誰もいなかったのですが、あとから入ってきたロコらしき方々はみなさんカゴいっぱいにポップコーンを買って帰っていきました。ここに来たら種類の多さに圧倒されてしまい、1袋だけって訳にはいかないんだと思います。だって、どれも美味しそう!
ロコに大人気のお店だそうですが、日本人観光客の間で話題になるのもすぐだと思います。
ただ、ここ難点なのはThe Bus(10番)がすぐ来ないんですよねえ…。ある程度、時間の余裕を見て来なくてはいけない場所だと思います。
今回の戦利品。まるで漫画のような、海外ドラマのような感じで紙袋いっぱいに詰めてくれて、オサレなんだけど非常に持ちにくいです(笑)。
エコバッグ持参をオススメいたします。
ポップコーンだから重くはないんだけど、すごくかさばるのです。
Primo Popcorn(プリモ・ポップコーン)は、最近はメイド・イン・ハワイだからなのか、ワイキキ近辺で開催されるファーマーズ・マーケットでも入手可能になってきたそうです。ですが、店舗の品揃えにはかないませんので、ちょっと通なお土産が欲しい方は是非お店まで足を運んで頂きたいと思います。
結局、なかなか10番が来なかったので少し移動をして、19番もしくは20番のThe Busに乗って帰りました。炎天下の中、10番を結局30分弱くらいは待ったのかなあ。車がビュンビュン走っているので、ちょっと怖かった。
おまけ。道の反対側には、LOX OF BAGELSやL&L DRIVE-INNなど割と有名な飲食店がありました。あ、ここなんだーって感じ。行ってみたかったけど、バスがいつ来るかわからないし道を渡るのも怖かったので今回は見送りです。次は戦利品のご紹介!
さて、The Busに乗っての行き方です。今回はワイキキからではないのでちょっと変則的ですが、どこからか10番に乗ってしまえば1本で辿り着きます。私はビショップより、少し歩いて乗車、20分程度で到着しました。Aの印がプリモです。
店の目の前で下車できます。うまい具合に帰りも10番に乗る事ができれば、この界隈をグルッと一周して戻りますので、10番でまた元の場所へ戻る事が出来るはず。
しかし、なかなか来なかったので私はピンクの点線沿いに少し歩いて、最終的に19番だか20番だかに乗ってワイキキ方面へ戻りました。
カリヒ地区を通過して帰りますので、時間があればアロハトーフやライオンコーヒーファクトリー、メネフネマックに寄る事も出来ますよ!
Primo Popcorn(プリモ・ポップコーン)
http://www.primopopcorn.com/
(2013年10月21日訪問←ハワイ時間)
【2023年9月】更新
最近こちらの記事へのアクセスが増えていたので、久々にネット検索してみたのですが現在は閉店してしまったみたいです。公式のインスタの最後の更新が2020年でしたが、コロナの影響とかもあったのでしょうか。
道路の反対側に渡れないのもわかります~。車社会なんですよね。歩いてる人もあんまりいないでしょう。
昨年からハワイに留学している友達が、ビショップミュージアムの近くに下宿してて(今はワイキキに引越)、カリヒ地区は結構治安が悪いって言ってましたけど、そんなことなかったですか?
写真を見た感じだと、車はビュンビュン通るけど歩いている人はほとんどいなささそう。
以前、ワヒアワに行ったとき、そんな感じでちょっと怖かったんですよね…。
たまに歩いている人がいると、やばい人じゃないかとかえって恐怖倍増したりして(笑)。
現時人すら歩いていないような車がビュンビュン走る道で、めっちゃ怖かったです。スマホがあれば最近はバスの位置表示とかあって便利らしいんですけど、私はアナログで紙で印刷した地図とにらめっこ…。
MYさんこそ、ワイキキより離れた場所に結構行かれてるじゃないですかー!羨ましいです。私、割とカリヒ地区近辺好きで何度か行ってますね。あまり行く人がいないからこそ、マニアックで面白いかな~、と。
たまにすれ違う人に異常に反応してしまう気持ち、わかります(笑)。