ポップコーンを抱えてThe Busに乗り、アラモアナ~ワイキキ方面へ帰る途中にチャイナタウンへ立ち寄りました。バス停はどこだったか忘れちゃったけど、窓の外の景色を見ていて、見覚えのある場所で適当に降りた。
チャイナタウンにあるのは3号店、もともとホノルル空港近くにあったけどワイキキからは離れているのでなかなか行けなかったのが、ワイキキよりほど近いマッカリー・ショッピングセンターに2号店をOPEN、続いて3号店をチャイナタウンにOPENさせたんだそうです。
本当はワイキキから近いマッカリー・ショッピングセンター店に行くつもりでしたが、帰り道にここで寄った方が早いと判断し、急遽チャイナタウン店へ行く事にしました。チャイナタウンのカルチャルプラザにある、ってのは調べてあったんだけど川沿いの入り口から入ったので迷子になった…グルグル回ってやっと店舗を見つけました。
このピンク色のドーナッツが目印です。この看板同様に、日本ではまず見かけないであろうカラフルなドーナツが並んでいるのです。
カフェ併設なのでドリンクメニューも充実しています。ここはチャイナタウン店だからなのか、中国語表記までありました。読めないよ!
さて、お目当てのドーナツです。見た目はすごく可愛い。ですが、すでに食べた事がある方々のブログを読むと、「美味しい!」って感想はほとんど見かけないんですよね~(笑)。
ブルーベリー(1ドル5セント)、ストロベリー(1ドル5セント)。食レポ行く前にネタバレしちゃうけど、ぶっちゃけ下のドーナツ生地ってどれも同じなんだと思います。その上にフレーバーが違うカラースプレーを乗せてるだけ…って感じなのです。
日本でブルーベリー味っていったら、普通はジャムとかソースとか想像するでしょうに。なぜ青いカラースプレーなのか。
でも、この辺のチョコレート系は美味しそうでした。素直にこういうの注文しておけばよかったのに、日本では食べられない物を食べる、をモットーにしているので泣く泣くスルーしましたよ。
季節物のパンプキンスパイス(1ドル5セント)はまともっぽかったけど、見た目が地味なのでこれもパス。かといって、お隣のカラフルすぎるドーナツもなんだかな、という感じ。多分スーパーで売ってるお菓子をのせたんだと思います。
しっかり見てこなかったけど、一部はドーナツ生地が違うものもあったと思います。イースト系、とかなんかそういう系統が違う感じのもの?
さて、カラフルなドーナツが並ぶ中、私の本当の目的は実はこれらのドーナツではないのです。
目的は、コレ!クロナッツです。
クロワッサン×ドーナツで、クロナッツ。要はクロワッサン生地のドーナツなのですが、Regal Bakery(リーガル・ベーカリー)ではButter Nutという名称で販売されてますのでご注意ください。
【クロナッツとは?】
クロナッツ(Cronut)は、アメリカ・ニューヨークのドミニク・アンセル・ベーカリー(Dominique Ansel Bakery)が販売している、シェフのドミニク・アンセル(Dominique Ansel)の発案によるクロワッサンとドーナツからなるペイストリーのブランドの事。クロナッツという名称は(アメリカにおいては)アンセル・ベーカリーの登録商標である為、クロワッサン×ドーナツの類似商品はジワジワ登場しているものの、「クロナッツ」と名乗る事が出来ないのです。
クロナッツは数種類あったかな。他にもケーキとか…右下に著作権はどうなってるの?的なキティちゃんがいますね。
フルーツモチもありました。私まだこれらの物を食べた事がないのですが、ハワイってモチとかダイフクとか、日本のお菓子っぽいテイストを取り入れた物が結構ありますね。
この辺のケーキは見た目はまともな感じでした(失礼な…)。
また、クッキーなどの焼き菓子類も並んでいました。そういえばベーカリーっていう割にはパンがあまり無かったような気がします。
アーモンドクッキー、2ドル50セント。大きめサイズではありますが、ちょっと高いかな。
さて、注文したいのですが店員さんがこの時は一人しかいなくて、なにやら奥の厨房にこもりっきりでなかなか出てこない。なんとか声をかけて呼び出し、ドーナツはカウンター越しに指差しで注文、ドリンク類は右手のレジカウンターまで移動してから注文しました。
正直、ドリンクメニューが中国語混じりで何が何やらわからず。
目にとまったなかで「変わってるな~」と思って注文したのがこちらのAvocad Smoothie(アボカドスムージー)。レシートを見ると、牛油果みたいな文字が記載されてます。4ドル25セント。
これねえ、予想外にアボカドだったよ!めっちゃクリーミーで、喉越しもすごく重くてモッタリしてるんです。ムースみたいな感じ。アボカド感が満載なのですが、青臭くないし甘みもちゃんとあって私は好き。
ブルーベリードーナツ(1ドル5セント)。買ってしまった。
一口食べて、「あ、ダメだわ…」と思いました(笑)。完全に人工的な甘さって感じなのです。カラースプレーもジャリジャリした食感だし、ブルーベリーもガムみたいな味わいだし、うーんって感じ。
まあサイズが小さいので残す程ではなかったけども。
ふんわり柔らかい、なんて事は全くなく市販品のような硬さがあります。
ドーナツ生地も特にひねりもなく、普通です。そう考えると、日本のコンビニレベルのドーナツってかなり美味しいんだなあ、と思います。
でも見た目だけは抜群に可愛いです。フォトジェニックだし。
みんなで集まる時にいろんな種類のこのドーナツが並んでいたら、やっぱり楽しいだろうなあと思うもの。
そして、大本命のBUTTerNut(3ドル)。こちらはグリーンティー。
側面がすでにクロワッサン的な。何層も重なっているのがわかりますでしょうか。
見た目も、カラフルドーナツに比べるとかなり繊細です。さすが3倍の値段がするだけはあるよ!ブルーベリードーナツでげんなりしてしまい、あまり期待もせずクロナッツを食べましたが、アタリでした。
想像以上に美味しかった…!さっき食べたドーナツはなんだったの?ってくらいに、美味しかったです。今回の旅で食べた物の上位に間違いなくランクインしてきます。
この厚みも、すごい。食べてると、クロワッサンを食べてる時かのようにパラパラっと薄皮がこぼれてくるのです。
そして、中にはこれまたたっぷりのグリーンティークリームが入っております。パリパリ食感の生地に、まったりとしたこのクリームが合う。
甘さはやはりアメリカ~って感じではあるのですが、それでも抹茶味もちゃんと感じられます。
クロナッツ自体は、もともとNY発祥のスイーツなんだそうです。そういえばモヤさまがNY行った時も食べてたような気がする。
NYのドミニク・アンセル・ベーカリーが、2013年5月に販売開始して以来爆発的な人気になったそうで、それがハワイへ上陸してきたのですね。
日本でも都内を中心に、いくつか取り扱う店舗があるそうです。
私がハワイを訪問していた時期はこちらのチャイナタウン店でしか取り扱いがないとの事でしたが、すごく人気があるそうなので今は1号店や2号店でも取り扱いがあるのかも知れないですね。
(いや、調べてないんで興味ある方は自分で調べてね。)
お店の営業時間です。ここは朝早くからOPENしています。
私がここでドーナツを食べている間、場所柄なのか日系人や中国人、韓国人あたりのお客さんしか見かけませんでした。しかも中国人のおじさんに中国人と間違われて中国語で話しかけられるという。
こちらは道沿いに面している方の入り口。先ほどとは反対側になります。
次はマッカリー・ショッピングセンター店に行ってみたいです。
クロナッツの次は、クロサダ!
今ハワイで流行り出している次のスイーツは、クロワッサン×マラサダのクロサダなんだとか…?次回ハワイ訪問時に食べてみたいな。
しかしハワイは次から次へと、流行を追いかけるのが大変ですね。
Regal Bakery Cafe
http://regalfoodsusa.com/bakery/
(2013年10月21日訪問←ハワイ時間)
糖質オフの白パンシリーズ♪外はサクサク中はフワフワの美味しいクロワッサン!【糖質オフ・食... |