食べ比べしようと思いながらもなかなか見つけられないでいた、あんクロワッサン。最近やっと市販品で見つける事が出来ました。フジパンの、その名もあんくろわっさんという超ストレートな商品名のものです。割引になっていたので79円で西友にて購入。
歯切れのよいパイ生地に、塩入りあんを包みました、の文字が。パイ生地…?クロワッサン生地ではないのか?てか、デニッシュ生地ですらないのか?と、色々疑問があるものの、パッケージはオサレな仕上がりです。
確かにコレはパイ生地だ!ところどころ、ポロポロとすでにはがれ落ちかけている部分もあったり。クロワッサンでもデニッシュでもない、パイ生地のあんクロワッサンです。全体的に白っぽい仕上がり。
全体的にはしっとりとしていて柔らかく、クロワッサンのようなパリッとしたハリというか食感はなかったです。
でも生地の1枚1枚はとてつもなく薄くて、何層にも丁寧に重ねられているような、これまでに食べた事のない質感でこれはこれで美味しかったな~と思ってます。
あんこは塩入りと書いてあったけど、ピンと来なかったかな。でもなんというか、和菓子に入っているあんこの味って感じでした。
粒感はあまりなくて、ほとんどこしあん状態。でもしっとりとしたこのパイ生地との相性はいいですね。
今まで食べてきたあんクロワッサンは、まるでバゲットのように硬めの生地(パリッとしている)にあんこ、という組み合わせが美味しくて食べて来ましたが、このフジパンのあんくろわっさんは全く別物です。
でも不思議と、これはこれで成立しているような気がします。元々、日本でおなじみのふんわり柔らかいパン生地にあんこという組み合わせ、素朴なあんぱんが好きな人には好まれる味わいなんじゃないかしら。
あんクロワッサン、奥深いですね。一言で言ってもこんなに色んな種類があるとは…市販品もなかなかあなどれないので、新製品パトロールを強化したいと思います。
★【菓子パン】チョコクロワッサン@フジパンの記事はこちら
フジパン
http://www.fujipan.co.jp/
【クロワッサンとは?】
フランス語で三日月を意味し、形状が名前の由来となっているパンの事。チョコレートを包んだクロワッサンはパン・オ・ショコラ(pain au chocolat)と呼ばれる。フランスで作られるクロワッサンには、菱形のものと三日月形のものがある。どちらの形状にするかは、使用している油脂で習慣的に決まっており、前者はバター、後者はマーガリンである。フランスで一般的に見かけるのは菱形のもので、日本でよく見かける三日月型のものは、フランスではスーパーマーケットなどで販売される安価品の目印となるんだそうです。
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