
随分ご無沙汰しておりました。池袋にあるのになぜか店名に新宿がついている、名代たい焼き新宿椿庵 池袋店です。バスで何度かこのお店の前の通り=明治通りを行き来していたのですが、いつもシャッターが降りていたしホームページも繋がらないのでテッキリ閉店したのかと思ってたんです。
でも午後に通りかかったら開いてた!という訳で、久しぶりにこちらの鯛焼きを頂いてきました。

10月1日から販売開始の冬期限定、いもあんたい焼き(200円)を注文。ほっくりと甘いさつまいもを、手間暇かけて濃厚なスイートポテトにした上で鯛焼きの中に入れたという一品。数量限定です。バスの中からこのいもあんたい焼きの看板がチラッと見えていて、すごく気になってたの。

オーダーをしたあと、カリッと表面を焼き上げてくれる間、どうぞどうぞと定番の鯛焼きの切れ端のようなものを出して下さいました。パンの耳的な存在。これはこれでカリカリしていて美味しいのです。

さて、お久しぶりの椿庵の鯛焼き君です。見た目は一見、どこにでもある鯛焼きのようなのですが…。

どーん!この厚みです。中からいも餡がはみ出しております。全体的にカリカリと香ばしく焼き上げられているタイプの鯛焼きでした。

全体的に均一についている焼き色が美しいです。変な焦げ目もないよ。ほとんどの方はお店前のイスに座ったり立ちながらその場でパクパクと食べていきます。私も行列に並びはしなかったものの、食べている間に数人の方が入れ替わり立ち替わりで鯛焼きを買っていきました。

皮は薄めで、80%…いやもしかして90%くらいは餡なんじゃないのか?ってくらいにギッシリと詰めこめられたいも餡です。鮮やかな黄色が美しい。

お店のお品書きの説明ではスイートポテト風とありましたが、確かにしっとり感はあるものの、ほとんど素のままのさつまいもというか…ホックリ感がすごくて、芋の甘みがしっかりと楽しめる、そんないも餡です。
甘い品種のさつまいもを蒸してそのまま詰めたよー!って感じで、人工的な甘さじゃない手作りっぽい味。素朴っつーか。

なので、最初は「いも餡っていうか…ただのふかし芋?」なんて思ってたんですけど、食べれば食べるほどその良さがわかってくる、そんないも餡の鯛焼きなのです。スイートポテト風とあるので、確かに滑らかでモサモサしてないしね。

カリカリっとした香ばしい皮に、しっとり&ホックリの柔らかい甘さのいも餡、ピッタリと合っています。

帰り道なので、くりこ庵に行く頻度がどうしても高くなっちゃうんだけど、椿庵もやっぱり美味しいなあ。どちらかというと柔らかい生地の鯛焼きが好きなんだけど、椿庵はまた別です。

今度はまたいつものあんこの鯛焼きも食べに行って来ようっと。
★2012年3月名代たい焼き新宿椿庵 池袋店(薄焼き)の記事はこちら
★2012年3月名代たい焼き新宿椿庵 池袋店(厚焼き)の記事はこちら
★新宿椿庵をはじめて見かけた時の記事はこちら
●店舗情報
店名:名代たい焼き新宿椿庵 池袋店 (しんじゅくつばきあん)
住所:東京都豊島区南池袋3-13-9 ビスハイム別館
電話番号:03-5950-7887
営業時間:【平日】11:00~20:00 【土曜・日曜・祝祭日】11:00~19:00
定休日:第2・4月曜日
HP:http://tubakian.jp/

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