
今年か…もしかして去年頃からかな?チョコレート界ではBean to Barという流行があるそうです。文字通り、豆から直接板チョコにするという事です。大手チョコレートメーカーではいろんなカカオ豆をブレンドしたり、様々な素材を混ぜたりしますが、その真逆をいくという手法でチョコレートが作られます。

これがカカオ豆。チョコレートのほか、スーパーフードの一種であるカカオニブのもとでもあります。

この白い部分がチョコレートになります。

番組で密着取材を受けていた方は、世界中のカカオ豆を買い付けているんだそうです。ここはベトナム。
ベトナムでもカカオ豆がとれるんですね、知りませんでした。

こちらの方は都内でMinimalというお店を経営しています。オープン時、各種グルメ雑誌やネットニュースなどでも話題となったお店です。私も存在は知っていましたが、訪問した事はありません。

こちらには、世界各地のカカオ豆から作られた板チョコが並んでいます。それぞれ一種類のカカオ豆から作られているんです。つまり、ベトナム産のカカオ豆から出来た板チョコはベトナムの味がするという訳。

アナウンサーの方が早速試食をされていました。フルーティーな味わいがするとか言ってたような。

こちらはハイチ産です。食べてみないと自分の好みってわからないかも知れませんが、好みのチョコレートに出会えたら最高ですよね。

店内の工房で作られているチョコレート、ダイレクトにカカオの味がするそうです。

カカオ豆を砕いて焙煎して溶かして(あれ?手順違う?)、型に流し込んで固めるだけというシンプルな作りです。ココナッツオイルにカカオパウダーを溶かして固めるローチョコレートにも似ていますね。

アメリカ、特にニューヨークなどではBean to Barのスタイルで作られた板チョコが山ほど並んでいるそうです。さすが、流行の最先端をいっていますね。

そしてパッケージもお洒落です。これはMASTという工房のもの。

そこの創業者さんもインタビューにこたえていました。Bean to Barはサードウェーブチョコレートとのこと。コーヒーやミルクでも「第3のアイテム」が続々と登場していますが、チョコレートにも登場です。

さて、Minimalのオーナーさんは前職の退職金や貯金、集めた資金など総額で3000万円をつぎこまれたそうです。オープン時、結構話題となっていたので儲かっているのかと勝手に思っていましたが、商売はやはり大変みたいです。

そこでもっと認知度を高める為にマルシェへ出店したり、色々と頑張っていらっしゃるみたいです。

食べればその味の違いはわかって貰えるのですが、なかなか買って貰うまでは大変みたい。

また、チョコレートを売るだけではなく原材料のカカオそのものを企業相手に売り出す事も検討中。番組中では次々と契約が決まっており、近いうちに街のあちこちでMinimalのチョコレートに出会えるかも知れません。

実店舗だけではなく、セレクトショップなどにも並び始めました。

チョコレートに限らず、ちょっといい物、安心安全な物であればお金を出してもかまわないという方はこんなにいるんだそうです。確かに、どうせ買うなら、どうせ食べるなら手に届く範囲でいい物を買いたいですよね。
私はまだMinimalのチョコレートは食べた事がありませんし、宣伝しているつもりもないのですが…最近のトレンドのひとつとしてご紹介してみました。

※世界中で大ブーム、チョコレートの大革命「Bean to Bar」専門店が男性にも大人気
http://woman.excite.co.jp/article/gourmet/rid_E1421991505135/