
実家帰省中に岐阜県の中津川へ出かけて、お土産センターみたいなところで買いました。ちびからすみ(黒くるみ)、180円。5種類くらい味があった。

これは中津川の銘菓なので、名古屋駅でもあんまり手に入らないような気がします。名古屋まで出ると、ういろうになってしまうからね。原材料はとてもシンプルで、米粉・黒砂糖・砂糖・くるみ・塩だけ。他の味のからすみもそんな感じだった。

竹の皮に包まれていたり、下に敷かれてたりします。ふんわりと竹の香りが漂います。からすみ、って子供の頃はコレの事だとずっと思っていたのですが、大人になってから珍味のほうのからすみを知りました。中津川のからすみは米粉を蒸したお菓子の事を指していて、雛祭りの供え物だったりします。なので子供の頃には普通に飾ってあったような気がする。

からすみという名前の由来は、珍味のほうのからすみに由来しています。ボラの卵巣を加工したからすみは一対(男女)と見立てられ、子宝(=卵)の縁起物とされていたんだそう。でも中津川は山の中で海から遠く、珍味のからすみがなかなか入手できなかったので、それに似せたお菓子を作って雛祭りに供えたのですね。
断面図を見るとわかりますが、からすみは必ず富士山の形をしています。これはミニサイズなので形があまりハッキリしていませんが、通常サイズのもっと長いからすみなんかはクッキリハッキリと富士山の形をしています。縁起物のお菓子なので、日本一の富士山にあやかったんだそうです。

食感は硬いです。珍味のからすみにそっくり!私はそういう食べ方はした事がないけど、硬いからすみを炙って食べても美味しいらしい。でも最近は柔らかいからすみを好む人も増えて来ているんで、現代風にアレンジしているお店もあるんだって。これは昔ながらのからすみでしたねー。懐かしいなあ。
黒砂糖の甘みとくるみもバッチリ!甘みは結構、強かったですね。米粉を使っているけれど、お餅のような弾力やモチモチ感は皆無です。好き嫌いが激しくわかれそうなお菓子だと思います。
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