
私「こんなの、ハワイでも買えるじゃん!てか、日本に帰れば食べられるじゃん!」
両親「だって無いと心配だし(←?)、ホテルで食べられるからいいじゃん!」
長期滞在する場合などは、まああってもいいかな?と私も思うのだけど、たかだか3泊5日くらい和食を我慢できないものなのか…と当時は愕然とした。でもまあ年だし、最終日あたりにはもしかして和食が恋しくなる人もいるかもなーと考え直し、自分もそうなるのかな?と思いましたが私は平気でした。ちなみにその後、一人で何度もハワイへ旅立ち、滞在期間も年々長くなって来ているのですが、1週間滞在しても10日間滞在しても「和食が恋しい」と感じる事は一度もありませんでした。
もちろん、別に和食が嫌いという事ではなくて、日本に戻って来たら普通にお味噌汁、飲みますよ。でもわざわざハワイにいるのに、なにも味噌汁飲まなくても…と思ってしまんですね。同じ理由で、ワイキキのうどん屋さんやラーメン屋さんも行った事がないです。日本でも食べられるし、という事で。
海外に限らず、国内旅行においても「どうせならご当地グルメを満喫したい」と思う派なので、今年の1月は名古屋グルメを思い切り満喫した。
ハワイの場合は、伝統的なハワイ料理という訳ではなく、どっちかというとアメリカ料理になるのかな?ガイドブックに掲載されているものは、やれパンケーキだのアサイーだの、フリフリチキンだのハンバーガーだの、古くからハワイに伝わる伝統的な料理とはちょっと違いますよね。もちろん、そういう料理が食べられるレストランもちゃんとあるのですが、私が選んでいるお店は「ハワイで人気の料理が食べられるアメリカっぽいレストラン」が多いかも知れない。広い意味では東京ではなかなか食べられない味、選ばない店、なので、まあいいかって感じなんですけども。
しかし、東京はスゴイ。今はハワイで人気のレストランはほとんど進出して来ているし、ハワイだけではなくNYを始めとしたアメリカで流行のレストランや食文化は一通り楽しめてしまうのである。アメリカだけではなく、世界中どこの国の料理でもほぼ食べられるといっても過言ではない。先日、テレビ番組でTOKIOの国分さんが「東京はすごいね~、ブータン料理の店がちゃんとあったんだよね~」みたいな事を言っていた。そう、なんでも食べられるのです、東京では。
でも、天邪鬼な私はわざわざハワイから進出して来ているカフェ・カイラやテディーズ・ビガー・バーガーの日本支店には一度も行った事がない。同じ東京にあるというのに。電車やバスで行けるというのに。エッグスン・シングスもタコベルもホノルルコーヒーも、ハワイの店舗は訪問した事があるけれど日本進出店=東京の店舗には行った事がないし、行こうとも思わないのです。説明がとても難しいのだけど…。なんつーか、わざわざ飛行機に乗って年に一度のタイミングを見計らってでも、現地のお店で食べたい、という気持ちがあるんですね。そうじゃないと面白味がないというか、「わざわざ行く」というところに醍醐味があるというか。あとはありがちなんだけども、やらなくていいのにわざわざ「日本人向けにアレンジ」されるのがなんとなく嫌だなー、とか、当たり前なんだけども現地より割高なのが嫌なのかも知れない。
なので、私はこれからも東京にいる間は白いごはんとお味噌汁を満喫し、ハワイ(またはその他の国)へ行った時は現地でその土地ならではの味を満喫したいと思います。