築地市場の場内、先に記事にしている
茂助だんご 本店のお隣にあるパン・喫茶 木村家さんです。同じ築地界隈にはあんぱんで有名な
築地木村家ペストリーショップ 本店さんもありますが、あそことは別のお店みたい。
チラッと中が見えましたが下町の食堂という雰囲気でした。メニューは何があるのかわからないけど、喫茶店なのかな…?店頭に並んでいるサンドイッチだけを買って帰る事にしました。タマゴサンドなどの食事系サンドイッチほか、苺ジャムなどをはさんだ甘い系のサンドイッチまで種類豊富に揃っています。
このサンドイッチが目に入った瞬間、「台湾のサンドイッチみたい!」って思ったんです。パンは厚みがありますが、中の具がとてもシンプルでなんとなく似ていませんか?お値段も安い~。左からジャムバター(150円)、ピーナッツ(150円)、ジャム(150円)、ママレード(170円)。
こちらの食事系サンドイッチも人気が高いみたい。メンチカツサンド(400円)、ハムカツサンド(350円)、タマゴサンド(350円)。こちらは三角形ではなく透明なケースに入っているタイプ。ショーケースの中にはまだまだいろんな種類のサンドイッチが揃っていましたよ。
私が購入したのは、台湾を思い出したくてこちらの三角形のタイプのサンドイッチを2種類。
ジャムバター(150円)、苺ジャムを使用しています。
パンはふわっふわで柔らかく、見た目のシンプルさから最初は昔の学校給食みたいなしっかりめの食感かなあと思ってましたが、そんな事は全くなくって指でつまむとへこんでしまう程に柔らかい食パンでした。
厚みはちゃんとあるんですけど、パンがふわふわなのでとても軽いんです。
ジャムバターとありましたが、バターだったのかな…マーガリン?どっちにしても、コッペパンでよくあるあの組み合わせ。
ジャムも、どちらかというとハワイで食べた事があるような「ジェリー」ってタイプの食感で、なんかプルプルしてるんです。昔っぽい。
甘酸っぱさはあまりなくて、悪く言うとちょっと人工的な感じもする味わいなんですが、それもひっくるめてレトロなサンドイッチかと思います。嫌いじゃないです。
割とパン全面的に塗布されてましたし、良心的なサンドイッチだと思う。
昔、お弁当の中にたまに入ってたジャムサンドを思い出す懐かしい味です。しみじみ。
ピーナッツ(150円)はその見た目とお値段から「ピーナッツバターではなく、ピーナッツクリームだろうなあ」と思ってましたが、やっぱりクリームでした。でもピーナッツ好きだから別にいいの。
全体的に優しい味に仕上がっているサンドイッチです。自分でも作れそうな気がするんだけど、なかなかこういうのって再現難しいですよね。
ほんのりとピーナッツの香ばしさを感じるけども、全体的には甘さが強く出ているピーナッツクリーム。
ちょっとミルキーな感じ。
決して派手ではないし、今トレンドの萌え断ではないサンドイッチですが、私はこういうの結構好きです。美味しかったしなによりパンがとても柔らかくて感動しました。なかなか築地市場へ行く機会がないのですが(だから行ったらまとめ買い)、また行く機会があれば今度は食事系のサンドイッチを試してみたいです。
●店舗情報
店名:パン・喫茶 木村家(ぱんきっさ きむらや)
住所:東京都中央区築地5-2-1 築地市場(場内)
電話番号:03-3541-7378
営業時間:5:00~12:00
定休日:休市日
HP:なし