
迪化街(てきかがい)の問屋街をお値段チェックしながら1軒ずつ丁寧に見て歩きました。新點子茶舖のすぐ隣にある、六安堂参薬行というお店。
創業からおよそ100年以上という老舗の漢方薬局で、店内では日本語メニューを見ながら美容や健康によさそうな漢方のお茶(ティーバッグタイプ)を出してくれるみたい。

店頭にはドライフルーツやドライベジなどが並んでいます。ここは黄色いパッケージに赤い縁取りが目印です。これもお土産としては見栄えがよさそう。渋いですよね。

賞味期限が大きく印字されているのも親切!オクラチップスが100元(約400円)だったのですがその他の商品も比較的買いやすいお値段でした。
※
新點子茶舖のオクラチップスは150元でした

利生堂蔘藥行というお店の手前にある、紅海棠も割と新しめで小ぎれいな店内でした。看板や内装は白×ピンクで統一されてましたが、お店の雰囲気は新點子茶舖に似ており1粒プーアール茶はここでも販売されていたかな。

ここのイチオシはこのパッケージ入りのシイタケチップス(130元=約520円)ほか、キノコチップスのようです。お店の方は日本語の接客が出来る方がいらっしゃって、このキノコシリーズを積極的にPRされていました。
ただ、ちょっとパッケージデザインがチープな印象があるので年配の方へのお土産にはどうかなあ…という感じ。量もちょっと少な目。

この界隈はあちこち見てもほとんどが問屋さんなので、じっくり見て歩くとなかなか時間を取られます。迪化街一段と民生一路の交差点をこえて更に北上します。

和徳、でいいのかな?ここはツバメの巣などを売っている感じでした。高級食材!
他にはカラスミなども。私は興味ないのですが、日本よりも安く購入できるとかでカラスミもこの問屋街ではチェックしたいお土産のひとつとなっています。

林復振有限公司(紅帽子喜餅)というお店は、この赤い帽子をかぶった女の子のパッケージのお菓子?がズラリと並んでいて、これが目印になりそうです。

お菓子だけではなく、カラスミほか魚介系の乾物が多かったような記憶。店前の通路には量り売りのナッツや謎の食材がゴロゴロと…。今回、言葉の壁が高すぎて量り売りにはチャレンジできませんでしたが、次はお茶やナッツなどを量り売りで購入出来たらいいなあ…と考えています。

そのお隣にある、懐結堂薬行有限公司も品数豊富で見ているだけでも楽しめるお店です。店内はツバメの巣、漢方などの高級食材が並んでいますが店頭には買いやすいドライフルーツなどが並んでいました。

ここ、なんだかすごく人気のお店のようでした。日本人ではなく地元の方がほとんどだったので、観光客向けではないお店なのかも…?

ここのオクラチップスは140元(約560円)とまだちょっと高め。私が調べた限り、ほぼ同じような内容量で底値は100元だったので。でもインゲンスナックは120元だったり、内容によっては安いものも見つかります。

シイタケチップスは150g入りで180元(約720円)。このお店はピンク色のラベルが目印になります。製造年月日(というか多分袋に詰めた日)や賞味期限もわかりやすいです。
この問屋街で手に入るものは全部とは言い切れないのですが、ほとんどのものが台湾産、もしくは台湾加工となりますので、どこで買っても立派な台湾土産となりそうです。

私のもうひとつのお目当てだった、クルミをデーツでくるんだお菓子!これもお店によって値段が全く違って来るので、いくつか覗いてお値段リサーチをしてから購入しました。こちらのお店では250元(約1000円)。ただ、ひとつずつ個別包装がされていて親切なパッケージだな、と思いました。

懐結堂薬行有限公司の隣、元太商行UNITAI。

ここのパッケージはベージュでとてもシンプル。なんでもあったけど、ドライベジが品数豊富な印象。

オクラチップスは120元(約480円)。

通路側はドライベジ、店内側はドライフルーツが並べてありました。マンゴーが有名ですが、それだけではなく柑橘やキウイフルーツなんかもあったりして、お茶に入れて飲んだら美味しそうです。

色々リサーチした結果、ここが一番安かったのでクルミ入りデーツのお菓子を230元(約920円)で購入。相場は大体どこも250元(約1000円)だったかな。
ナッツ類はどうしても比較的割高ですが日本よりはそれでも安いのでしょうか。ただ、他店より安い分、個別包装はなくそのまま並べて入っています。
★元太商行 椰棗胡桃の記事は
こちら(2018年1月16日訪問)