
チャングムでは女官、医女という一人の女性を通じて王宮での役割というか仕事の様子を描いていましたが、イ・サンでは図画署(トファソ)という、思えに絵を描く仕事に焦点をあてています。これは王宮での様々な行事などを記録するための絵で、どちらかというと記録係のようなもの。
そこで茶母(タモ)として働くヒロインのソンヨンが作ったお菓子がこちらの梅雀菓(メジャックァ)という韓国の伝統菓子です。絵を描く職場で働いているだけあり、色使いがとても素敵ね!と褒められます。ドラマの中だからそういう演出なのかな…と思ってましたが、実際にこんなカラフルなお菓子もあるようです。

梅雀菓(メジャックァ)はかりんとうのようなお菓子で、小麦粉をベースとした生地を揚げて作るのですが、生地に生姜汁を入れるのがポイントのよう。カラフルな生地は緑の場合はよもぎの粉、赤の場合は五味子茶を混ぜ込んで作るようですが現代であれば食紅などでも再現は出来そうですね。白い生地と色のついている生地を重ねあわせ、切り込みを入れてひねったりと意外と手が込んでいるお菓子なんです。

ドラマの話はこの辺にして、韓国料理や韓国菓子に注目しながらこれからも見続けたいと思います。
(※スクリーンショットはAbema TVより)
Abema TV
https://abema.tv/
★【コラム】韓国バラエティ番組、三食ごはん(三度の食事)が面白いの記事はこちら
↑主演のイ・ソジン(ソジニー)はこっちのイメージが強すぎるので、最近やっと見慣れて来たな…という感じ(笑)
記事を見逃さないように通知を受け取りましょう
(ログイン不要・いつでも解除可能)