さて無事に迪化街（てきかがい）へ到着した訳ですが、私にしては珍しく旅先でかなりの体調、絶不調になってしまいまして。今まで滅多にこういう経験はなかったのでビックリしました。
迪化街のランドマークでもある永楽市場（布の問屋さんがいっぱい入っている建物）の周辺にベンチが沢山あるので、そこで座ったり横になったりとゴロゴロ1時間くらい休んでなんとか持ち直したところで散策再開です。
この時、永楽市場の中のトイレにもお世話になったのだけど、こんな時に限って掃除中だったり修理してたりで、2Fや3Fをヨロヨロと行ったり来たりしてすごく大変だった～。
日本でも私は行ける範囲でドラマ「孤独のグルメ」に登場していた飲食店を訪問しているのですが、台湾でも行って来ましたよ。海外出張編で台湾と韓国に出かけるシリーズがあるため、ゴローさんはどちらの国でも割と知られている存在だと思います。
で、その台湾出張編で登場したお店のひとつがこちら。事前情報では、時間帯によって複数のお店が同じ場所をシェアしている…との事でしたが、ゴローさん人気が根強いからなのか営業時間である午前11時前からすでにお店はオープンしていました。
それがこちらの永楽担仔麺というお店です。よく見ると別の看板を覆い隠すように看板が掲げられているのがわかりますでしょうか？お店の名前の通り、ここの名物は台南料理の担仔麺（タンツーメン）というものらしいですが、孤独のグルメの影響で特に観光客は五郎特餐というゴローさんが食べたものと全く同じメニューが人気のようです。
写真の右下にある、鶏肉飯（ジーローハン）というゴハンとその他いろんなおかずの盛り合わせが五郎特餐のセット内容となります。
永楽市場は布の問屋さんが多いのですが、下のフロアは他の市場と同様に美味しい食材が並んでいます。特にここのお店、中華風のおこわだったのかな？ものすごい人気があって、昼時というのもあって行列が外にまで伸びていました。
孤独のグルメに登場したお店は永楽市場の建物をはさんでもう1軒あります。近いので、胃袋に自信がある方はハシゴしてもいいかも知れません。私は残念ながらそんなに食べられない上にこの時は体調もあまりよくなかったので、迷った挙句こちらのお店に行く事にしました。
永楽担仔麺も魅力的だったけどボリューム凄すぎて食べられる自信がなかったの。
それがこちらの原味魯肉飯というお店です。このオレンジ色の屋台のような入り口が目印。
近寄ってみると、やっぱりこちらも孤独のグルメの撮影時の記念写真が飾られているので、これでわかると思います。やはり店名の通り魯肉飯（ルーローファン）が名物なのですが、孤独のグルメに登場した別のメニューを注文するお客さんが多いようです。
それがこちらの乾麺というもの。これくらいなら食べられるかも…と今回はこの乾麺を注文。
孤独のグルメでゴローさんも食べた、乾麺（35元＝約140円）。
なんというか、魯肉飯の麺版って感じです。あの甘辛い味付けのタレと具材がそのまま茹でた麺の上にのっているので、かきまぜて全体に味をなじませて食べるという感じ。
麺はゆでたてというのもあると思うんだけど、ツルッツルでのど越しがとっても良かったです。
ただ、ぶっちゃけ私が甘辛い味付けの料理がもともと苦手なので、美味しいんだろうけど箸があまり進まないというか…個人的な好みでは麺はやっぱりしょっぱい系の味付けでスルスルと食べたいな、と思いました。ほぼ、魯肉飯の味なので魯肉飯が食べられる人は平気だと思います。
このボリュームでも体調がイマイチで完食は出来なかったんですけど、お店の方がとても親切だったのでまた行く機会があれば今度は体調を万全にして再訪したいと思います。
オープン直後に一番乗りでお邪魔したのですが、食べてる最中に日本人のお客さんがいらしてやはりゴローさんと同じメニューを注文していました。
（2019年1月8日訪問）
●店舗情報
店名：原味魯肉飯
住所：103台北市大同區永昌街19號
電話番号：+886 2 2556 7237
営業時間：11:30～20:00
↑確かシーズン5に収録されてたと思います。
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