東京駅の地下にある「のもの」で購入しました。秋田県の株式会社 川口屋さんの、美人の郷(237円)。パッケージに記載がある通り、これ餅入りのどら焼です。もちろん、秋田県産のもち米を使用。東北地方にも美味しいお米の産地がいくつかありますよね。
川口屋さんは老舗のお菓子屋さんで、その歴史はなんと明治時代から続いているそうです。わー。実店舗は秋田県内にしかありませんが、アンテナショップ的な秋田の名産品が手に入る場所や催事などで見つける事が出来そうです。こちらは定番品ですが店頭にはりんごだったかな…?何か、他のフレーバーのどら焼きがあったように記憶しております。
どやっ!どら焼きの皮もふっくらと厚みがありますが、お餅が入っていることで中にはさまれている具(?)の部分もふっくらと盛り上がっております。とても可愛いらしいフォルムですね。
昔ながらのあんこだけ、という優等生的な、シンプルなどら焼きも勿論大好きなのですが私はこういう変化球も好きです。最近は生クリーム入りとかバター入りとかいろんなどら焼きがありますよねえ。でも、ここまでしっかりと、たっぷりとお餅が入っているタイプのどら焼きはもしかして初めてかも知れません。存在感がアリアリ。
しかし、さすが老舗が作るだけあり焼きムラのない綺麗な色のどら焼きの皮をしています。あんこも甘さがちょうどよく、お餅とのバランスもとてもよいです。
で、お餅はこんな感じ。お餅…というか、これは求肥なのかな。この求肥も実はしっかりと甘いんです。
どら焼きの皮は甘さ控えめ、あんこは甘さをちゃんと感じられ、そして求肥もしっかりと甘い。
一般的などら焼きはあんこに注目する事が多いと思うのですが、このどら焼きに限っては完全にお餅(求肥)が主役です。味も食感も。弾力はそんなにないけど、とにかくびよ~んと伸びます。面白い。正統派のどら焼きを好む人からすると「ん?」と思うかも知れないけれど、私は好きかな。
株式会社 川口屋
http://kawaguchiya.ftw.jp/のもの
http://www.jreast.co.jp/nomono/