龍山寺界隈で開催されている夜市のお話しの続きです~。
メインストリートでやはり人気があるのは飲食系の屋台です。このへんは衣類とか雑貨のお店が広がってましたが、別のブロックのところに飲食の屋台がズラズラと並んでいました。
豪快に吊るされているちまき。
かぶってるお店もあると言えばあるのだけど、結構どこも個性的というか違う食べ物を並べてたりもするので私は飽きませんでした。士林夜市はもうちょっと規模が大きく、その分かぶってるお店も多かったのですが、ここはそこまで規模が大きくないので移動するにはちょうどよかったかも。
人だかりが出来ている屋台を発見!
天ぷらだったのかな…?揚げ物のお店のようでした。他に練り物(おでんとか厚揚げみたいな)を扱ったお店も人気がありましたね。
生の食材を選んで、その場で揚げたり鍋にしたり、みたいな屋台が多かったです。そして、お肉よりもこのへんはお魚の屋台が多いなあというのが印象的でした。
ここもなんか串揚げとか、それ系の屋台だった気がする。
ここは屋台ではなくお店を構えてたっぽいのですが、右側の愛玉冰のお店がすごい人気で、面白いのがビニール袋にそのままバーンと入れてストローでさして飲んでたの。インスタ映えするのかな?若い子がよく買ってました。夏祭りの金魚すくいで、金魚を入れるあの袋を想像して貰えばいいかと。
色々と悩んだ結果、お肉が食べたかったので串焼きに挑戦してみる事にしたよ~。
イラストでわかる通り、猪のお肉の串焼きがあったのでチャレンジ。食べるの初めてかも。
いわゆるジビエなのだろうか…鶏肉もあったけど山っていう漢字がついてたんですよね。野生の鶏という事なのか?
オーダーすると軽く炙ってくれて、受け取ったあと好きなソースをつけていいみたいです。
めちゃめちゃ大きい(笑)。
山猪肉串(35元=約140円)。安い…猪、こんなに安くていいのか。
ジビエ~!って感じの硬い食感のお肉です。別にスジスジで食べられないとかそういう訳ではなくて、しっかりしてるというか。噛むとキシキシ言います。
味付けは甘辛い感じ?普通の肉とあんま変わらないかなあ、なんて思ってましたが「なんか違う」っていうのがわかります。特別美味しいとまでは思わなかったけど、普通に美味しかったしよい経験でした。生臭さとかも無かったですよ。
色々買い食いしようかなあ、とも思ったのですが本格的にお腹が空いて来たので座って落ち着いて食べる事にしました。店名がよくわからないのだけど、ビーフンの文字が目に入ったのでここに決定。
座れるかな…とキョロキョロしてたら、夫婦で営業されてたのですが、たぶん日本語わからないと思うのだけどニコニコしながらミニテーブルの上を片付けてくれて、ここに座りなさいとジェスチャーで教えてくれました。親切だった。
メニューを見るとかなり幅広いです。屋台なのにこれだけ準備出来るの、すげえ。
炒米粉(30元=約120円)。つまり、焼きビーフンなんですが、ねえ、こんなに安くていいの…?
台湾のみなさんが外食する気持ちわかるわ。こんなん、作るより外で食べたほうが安いし美味しいに決まってるヤツやん。
しかも、めっちゃ山盛り!盛り付けとか私は別に気にしないし、むしろ屋台っぽくてイイ!
食べる前にワサワサとかきまぜてから頂いたのですが、このビーフンが絶品すぎた…。味がすんごい濃くて、めちゃめちゃ美味しい。基本、醤油味なんだけどダシがきいているような、旨みがあった。どうしよう、化学調味料だったら(笑)。でもこれ日本人が好きな味。
台湾のゴハンって甘辛い味付けのものも多いけど、これは純粋にしょっぱい系です。台湾で何度かビーフン食べたけど、これダントツで美味しいかも知れません…。また食べたいけど屋台だから見つかるかどうか。ああ、また食べたい。
↑このビーフンも美味しかった!
お腹も満足したところで、今度はデザート食べたい!と思い立ち、夜市で済ませようか悩みましたが、まだ食べてない台湾スイーツがあったわ、と思い出してMRTで移動する事にしました。
日本ではわざわざスイーツ食べる為だけにハシゴしたりなんて一人では絶対にしないので、これも旅ならではだなあ、と思います。食べずに帰国して後悔したくないもの。
つづく。
(2019年1月10日訪問)