
去年と同じく、最終日は早々にホテルをチェックアウトし、飛行機に乗るまでは松山空港近くをブラブラする事にしました。まずはMRTに乗って松山空港まで。

タイミングがあえばスーツケースを預け入れてから行動したいところなのですが、あまりにも早すぎてまだチェックインも出来ない状況だったので、今年も思いスーツケースをゴロゴロと引きずりながら移動をします。クソ暑い日で汗だくだったのでスーツケース持参はかなり大変でした。

だいぶ歩いて到着したのは、台湾で1番美味しいと言われているチャーハンを食べる事ができる、民生炒飯専賈店というお店。なんでも、台湾メディア主催の全台 炒飯ランキングにおいて、台湾のローカルの人々から一番美味しいという声を頂き1位に輝いたお店なんだそうです。
そう!ここ!
実は去年も通りかかっていて、小さい店なのにやたら人がいるな~と気になってたお店だったんです!

メニューはこんな感じ。

実はチャーハンだけではなく麺類とかもメニューにはあるのですが、私が見ていた限りではイートインの方もテイクアウトの方もほとんどがチャーハンを選んでいきます。やっぱり。
ちなみに、11時オープンのお店でネットで調べてた時は混雑するからオープン前に並んだほうがいいという情報もありましたが、11時35分に到着して相席ではありましたが座る事が出来ました。

混雑するのはみなさんわかっているので、ササっと食べて席も空けてくれるから回転率もいいですし、近所っぽい人はテイクアウトにしてくれます。優しい世界。

常に人が出入りしているような、活気のあるお店でした。

一人だったのでサクッと空いているテーブルに座らせて貰い、チャーハンを待ちます。

肉絲炒飯(100元=約400円)。

このシンプルで素っ気ない、素朴~なベージュのチャーハンこそが台湾で1番美味しいチャーハンなんだとか。ちなみに牛肉入りになると菜っ葉かなにか、緑色の野菜が入る模様。

ビックリするほど、パラパラ!私、そんなにチャーハンのパラパラ具合にはこだわりないほうですが、それでも見事!と思うほどにマジでパラパラでした。すごい。なのに、お米の一粒ひとつぶがモッチモチという不思議な食感。

全体的には薄味なのですが、胡椒がきいてたなあと思います。化学調味料は不使用とのことで、確かに舌を刺激するようなガツンと濃い味ではなかったですね。でもなんか、美味しいの。

お肉は細切り、そしてカリカリ食感。あと、卵が入っていたのかな。見た目は超シンプルなのですが、何もかけなくてもそのままで美味しいチャーハンです。最初は物足りなくて醤油か何か、調味料が必要かしら…なんて思いましたが、そんな必要はありませんでした。一応テーブルに調味料はあったかな。
油の味もしますが、そこまでくどくないです。とにかく、お米の弾力がすごかった…。火加減とか、炒め方とか、かなりプロの技を感じた(笑)。店員さんは日本語NGですが、日本語のメニューを出してくれたり、とっても親切でした。基本的には地元の人が通うお店なんだと思いますが、ランキング1位になった事で私のように訪れる日本人も増えたんでしょうね。
●店舗情報
店名:民生炒飯専売店
住所:台北市民生東路五段27巷
電話番号:+886 2 2763 5576
営業時間:11:00~13:00 / 17:00~20:30
定休日:日曜日
(2019年1月11日訪問)

*****
横浜中華街に日本支店をオープンされたようです!