インターナショナルマーケットプレイスにてBlue Water Shrimp & Seafood(ブルーウォーターシュリンプ&シーフード)のガーリックシュリンプを食べていたら、ポツポツ雨が降り始めてきました。
なので、ササッと食べ終えて最後のお土産チェックとホテルで飲む水と、ヨーグルトかアイスでも買おうかな~、とロイヤルハワイアンセンターの中にあるABCストアへ向かったのです。ほぼ目の前みたいなもんだし。
なぜかというと、このABCストアは大きくて品数も豊富、そして店の前からHISのトロリーが出ていたので、それに乗ればホテルのすぐそばで降りられるからね。徒歩で帰れる距離だけど、雨も降ってたのでまあいいや、と。
で、ABCストアへ向かったらなぜか中から大量の日本人観光客が追い出されかけている光景に出くわします。アレ?なんで???と思ったのだけど、まだこの時は理由がわからず、しばらくしたらまた開くだろうと思って店のそばで少し待ってたんです。
そしたら、後からやってきた日本人グループの人達が
「店入れないっぽい」
「え、なんで?お土産買おうと思ったのに」
「なんか津波が来るらしいんですよ、カナダかメキシコか…」
「え?津波?ハワイにまで来るんですか?」
「それでお店が警戒して閉めてるみたいで…」
なんて情報交換が始まり、ここで初めて状況を理解する私。
私もお土産を諦めて、とにかくホテルへ帰る事にしました。というか、ワイキキに警察がどんどん出てきて、早く避難しろと誘導が始まり、バスやトロリーももうすぐ停まるからと急かされ、次に来たトロリーに間一髪で乗り込んだのです。
ホテルに戻ってテレビつけたらみんなニュース番組になっており、津波が何時頃に到達するとか、今のノースショアの様子はこんなんだ、とかずっとやってました。ホテル下にコンビニがあったけど当然閉まっていて、「どうしよう…」と困っている日本人女性の2人組もいた。まだ8時か9時だったから、夕ご飯を食べ損ねた人も沢山いたと思います。
当時のハワイ在住者さん達のブログを読みましたが、こんな事は滅多に無いそうなんです。
在住者さんのブログのひとつに、ヘラヘラ笑いながら「こんな遠くまで津波が来る訳ないってー!」とのんきに出歩いている観光客がいて本当にイラッとした、みたいな事が書かれてあって、なんか気持ちがわかった。
自国じゃないからこそ、用心には用心を重ねないと。
↑この記事の最後に出てくるお水です。
軽く修羅場って眠れない夜を過ごし、翌朝第2の修羅場が待っているのでした。続く。
(2012年10月27日訪問←ハワイ時間)