松山空港に到着しました。漢字でそのまま「まつやまくうこう」とつい読んでしまいますが、台北松山空港(タイペイソンシャンくうこう)が正しい読み方のようです。ガイドブックなどには松山機場、台北国際空港とも記載されています。
聞いてはいましたが、とても小さな空港です。日本の地方空港のような…それこそ、同じ名前の愛媛県にある松山空港や、神戸空港くらいの大きさじゃないかしら。なので入国手続きとかも割とスイスイ進んだな~って感じでした。到着時間の兼ね合いもあったと思いますが、エバー航空1便のみの客数だったしね。
スーツケースも無事に受け取り、まずは一旦、気温を確かめようと思って外に出ると暖かい!という訳で、急いでダウンジャケットを脱いでロビーでスーツケースの中へ。長袖1枚になりましたが、薄手だったけどそれでも少し歩くと汗が出て来るような気温でした。
外に出て端っこに喫煙所がありました。ホノルル空港もそうでしたが、特に囲いなどがある訳でもなく、普通に(笑)。そんなに本数は吸いませんが私は喫煙者なので、一応台湾の喫煙事情を調べてみたのですが、ホノルルと同じでホテルの入り口や利用者スペースなどには必ず灰皿があったので喫煙者でも困る事はなさそうです。
あと、道端にゴミ箱が設置されているのですが、そのゴミ箱に備え付けの灰皿がくっついていると喫煙OKエリアのようでした。小学校とか何かの施設のそばにある道端のゴミ箱には灰皿はついてなかったです。特に目立つサインはありませんでしたが、それが目印なのかな~、と。
しかしホノルルもそうだったけど、意外と地元に住んでる人ってそういうの丸っと無視して歩きタバコしてたりしてたけどね…(笑)。
さて、再び空港の中へ。このまま台北市内へ直行してもまだホテルにチェックイン出来る時間ではなかったので、時間潰しに空港の中を散策します。本当にこじんまりとしていて、30分もかからずぐるっと一周できるコンパクトサイズの空港です。
これ確か台湾のゆるキャラなんだよね。以前、台湾土産でこのメモ帳をもらった事があるのでなんとなく覚えてました。
台湾、松山空港での当日のレートはこちら。ここで日本円で5万円を両替。ハワイ旅行でもそうなのですが、いつも1日1万円×日数で両替をしています。でも台湾は特に食べ物の物価がとても安かったので、お土産を沢山買っても5万円は結局使い切れなかったです。
5万円がレート0.25700で両替し、そこから手数料の30元(約120円)を差し引いて12.820元になりました。
気を付けたいのは、この時100元が10枚とそれ以外は1000元で両替して貰ったんですね。お土産屋さんやレストランならいいんですけど、屋台とか夜市なんかでは10元単位でのやり取りになるので1000元を出すとおつりが無かったりして嫌がられる事があります。
なので、言葉の壁を乗り越えられるならここで細かく両替するか、早めに大きなお店で1000元を崩すと便利じゃないかなって思いました。
次に観光センターみたいなところに立ち寄って、旅行者向けの台湾のフリーWifiの手続きをして貰ったんだけど(アイパスは自分のパスポート番号と生年月日だった)、これ結局台北市内の一部の場所でしか上手く接続できなかったので結局そんなに利用しなかったな。もともと私あんまりスマホ使わないので別に良かったんですけど、街中でもガンガン使うわーって人はやっぱルーター借りたほうがいいかもですね。
※私はホテルの無料Wifiが強力でそっちばっか使ってたので困らなかったけど。
さて、松山空港から台北市内へと移動します。外に出て目の前に駅があるので便利!
これは台湾旅行者さんならおなじみのMRTというもので、地下鉄にあたるのですが主要観光スポットを全ておさえてますし運賃も安いですし、なによりわかりやすいので活用している方はとても多いんじゃないでしょうか。私もすごくお世話になりました。
台湾市内を移動するならEASY CARDがお得!
台湾のICカード、EASY CARDを駅の窓口で購入します。日本人がいっぱい来るので、日本語の説明が用意されており指差しで購入出来たので問題なかったです。初回はデポジット込みで100元(約400円)必要です。その場でチャージも一緒にできますが、途中で追加する時の練習も兼ねてわざわざ自動券売機で私はチャージにチャレンジしてみました。
ICカードを持って自動券売機へ移動。ピンク色の台は切符を購入できる台で、チャージする場合は水色の台を利用します。
ガイドブックで事前に予習もしてたし、日本語に表記も変更できるので大丈夫でしたよ。
ここで200元(約800円)をチャージ。注意すべきポイントは、多分なんですけどお釣りが出て来ないので旅行者は必要な分だけチャージしたほうがいいと思います。最初、ここでお札を崩せばいいやと思って1000元を突っ込んで、そのうちの200元分をチャージしようと思ったんだけどそういう画面が表示されなかったんですね。
1000元(約4000円)分もMRTに乗る事はないので、こりゃいかんと思って慌てて返却して改めて100元札を2枚入れ直したのでした。
私は滞在中にほぼ使い切りましたが、次いつ台湾に行くかわからん、という人は最後に手続きをするとデポジットも返却されます(ただし条件によって手数料あり)。台湾って行く人は何度でも行くので、次回の為にそのまま持ってる人が多いみたいです。
私もあと数10元しか残ってないけど持ち帰って来ました。
あとは日本の地下鉄や電車と同じように、改札でピッ!とするだけなので楽ちんです。ICカードを使えば割引も適用されますし、モタモタしなくていいのがやっぱり嬉しい。
地下鉄なのでどんどん地下へ潜って行くのですが、エスカレーターは日本の関西方面と同じく右側に寄っていました。左側は急いでいる人向けに空けておくの。でも、あんまり急いでいる人いなかったなあ。道でものんびり歩いている人が多かった気がする。
私、普段からせっかちでサクサク歩くタイプなんですけど、日本であまり人にぶつかったり、道を譲り合う時にマゴマゴした事がないんです。でも、台湾ではやたら人にぶつかりそうになったりしたので、基本的にみんなゆっくりしてんのか?って思いました。
松山空港からはこの茶色の線に乗って1回乗り換えて、青い線で台北駅に到着です。数年前にこういう風に色分けされたそうですが、本当にわかりやすくて便利でした。
反対に、台湾はバスもいっぱい走っていて出来ればそっちも利用したかったんですけどバスの路線図や時刻表は有料のものしかなく、使いこなすのが大変そうだったので今回は一度も乗車せず。MRTと徒歩で乗り切りました。
ハワイはThe Busでの移動がメインだったので、なんだか不思議な気分です。そういえば京都も観光は基本、バスがメインでしたね。
そんなこんなで台北市内へ向かいます。
(2018年1月14日訪問)