
土岐市役所の目の前にある、昔からある和菓子屋さん・陶都菓匠 虎渓(こけい)。
大正12年から続く老舗の和菓子屋さんですが、店名が少し変わったのかな。いずれにせよ、昔から「虎渓」と省略して呼んでいたのですが。

この日は春のお彼岸用にお使いを頼まれてお邪魔したのですが、他にも美味しそうなお菓子がいっぱいあったので、ついつい自分のおやつ用にも買ってしまいました。

季節によって登場する和菓子が入れ替わるのですが、昔に比べて人気商品が増えている気がしました。

チラシを見て気になっていたのは、こちらの
生くりーむ大福(税込150円から)。でも本物がショーケースに並んでいないなあ、と不思議に思っていると…。

生くりーむ大福は冷凍のみの販売だということが判明。えー、すぐ食べたかったのに!と思いましたが、結果的に冷凍なので持ち帰っていつでも食べたい時に解凍するだけでOK、しかも保存がきくので冷凍でよかったかも、という結論に達しました。すぐ食べたい時は、ショーケースの中に並んでいる人気の
丸ごとみかん大福(税込210円)、おすすめです。みかんの断面図をまるごと楽しめる迫力満点の大福ですよ。

窯出しどら焼き(税込150円)、うまろん、栗きんつば、とーきぽてと、などなど…。洋菓子テイストも汲んでいる新感覚の和菓子もズラリ。

お使いものに使える箱入りのお菓子や、ちょっと見栄えがよいもの、昔からある定番品なども充実しています。こちらは
とっくり陶祖最中(税込150円)。
とにかく商品の品揃えが豊富で、ちょっとしたおやつからお使い物まで、どなたにも喜ばれそうなラインナップはさすが、という感じ。

家族が好きで買ってきたものを実家でたまに食べていましたが、自分自身がお店に足を運んだのは本当に数年ぶりでした。昔の雰囲気があるような、ないような。不思議だけれど、やっぱり懐かしい気もしましたね。

家族へのお土産はこれ!「ここの麩まんじゅうが一番好き」というので、
もっちりふまんじゅう(税込130円)を。青のり入りの生麩でこしあんを包んで蒸しあげた、ふわふわ、だけどもっちり食感のやさしいおまんじゅうです。

春なので、
桜もち(税込160円)も買いました。春の和菓子と言えばやっぱりこれですよねえ。中にはなめらかこしあんが入っています。
ところで、
桜餅に関東と関西で違いがあるってご存知でしたか?
私が子供の頃に食べていた桜餅の記憶は、写真の通り、もち米から作られた道明寺粉でくるむタイプのものでした。上京してからデパ地下などで、小麦粉を水で溶いて焼いた皮(クレープ状)であんこを巻くタイプの関東版の桜餅を見かけて、違いがあるんだなあと初めて知ったものです。
名古屋は東京と大阪の真ん中、って認識があるんですけど、関西よりになるのかな。
和菓子屋さんの手作りおはぎともちもち春おこわの2段セット(税込1100円)は4日間限定の商品でした。
虎渓さんで買って来たそのほかの美味しい和菓子は順次アップしていきますね!
●店舗情報
店名:陶都菓匠 虎渓(こけい)
住所:〒509-5122 岐阜県土岐市土岐津町2091-2
電話番号:0572-55-3047
営業時間:8:00~19:00
定休日:水曜日
HP:
https://kokei-toki.jp/
↑東濃の郷土菓子、からすみもあるよ!