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果物(フルーツ)

濃姫(のうひめ)

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実はここ数年、毎年食べてはいたんですけれど毎年の事なのでいちいち記事にしてなかったみたいで、過去記事が2017年の分しかありませんでした。

岐阜県のオリジナル品種、濃姫(のうひめ)です。
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私の地元、岐阜県でも苺は栽培されています。これまではとちおとめ、章姫、女峰などが栽培されていましたが、岐阜県の育成品種である、この濃姫のほかに美濃娘や華かがりが誕生するにつれて、じょじょに岐阜県オリジナル品種の苺の栽培面積が増えてきているようです。
苺はとても柔らかく長距離の輸送に耐えられないため、ほとんどの品種はその都道府県内、栽培されている土地周辺にしか出回りません。それゆえに、他のフルーツよりもご当地性が高いように感じますね。
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濃姫は岐阜県のオリジナル品種の苺、第1号ということで登録出願された当時は「岐阜1号」とされていました。その後、濃姫として1998年に品種登録されています。
交配親はアイベリー×女峰。濃姫という名前は、岐阜県にゆかりのある戦国武将・斉藤道三の娘である濃姫にちなんで命名されました。
今年は大河ドラマ「麒麟がくる」にも登場していましたので、歴史にあまり興味がない方でもなんとなく聞き覚えのある名前なのではないでしょうか。ちなみに、濃姫は後に織田信長の正室になっています。
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交配親であるアイベリーの遺伝子を受け継いでいるからなのか、濃姫は大粒傾向にあるように感じます。そしてシュッとスタイリッシュなシルエット、縦長っぽいのもアイベリーにそっくりです。
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外皮は真っ赤ですが(これもアイベリーっぽいな、と思う)、苺の断面図を見てみると中心部に向けてじょじょに白っぽくなっていっているような…。白いスジは維管束なんですが、綺麗にクッキリハッキリ見えてますね。
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濃姫、美濃娘、華かがり、岐阜県オリジナル品種の苺は全て食べた事があるのですが、個人的にはこの濃姫が一番食べやすくて好きかな。なんというか、いつも安定しているというか、ハズレに当たった事がないのです。程よい硬さの果肉は食感がよく、甘さと酸っぱさのバランスがとってもいいのです。若干、酸味が勝っているのかな。後味は「甘酸っぱい」って感じ!
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こちらは横方向にカットした苺の断面図です。程よい硬さがあって果汁もジュワッと溢れるほどではないので、そのまま食べるよりもケーキやフルーツサンドなどの加工にも向いているように思います。苺の断面図、縦も横もカワイイのでケーキやフルーツサンドから「こんにちは!」してたらカワイイですよね。

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by nalu_3_lin | 2020-12-29 13:40 | 果物(フルーツ) | Comments(0)

岐阜県土岐市を中心としたグルメ&スイーツブログです。旧:池袋うまうま日記。本ブログでは記事中に広告情報を含みます。


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