
グルメ情報ではないのですが…。
私が住んでいる地元は陶磁器(美濃焼とか織部焼とかも)の産地として全国的に有名なのですが、道の駅とかにも普通に陶磁器が置かれていたりするので、子供のころから馴染み深いものでした。食と器、ってなかなか密接な関係にあると思うので、ちょっとした旅レポと思って続きを読んで頂ければと思います。
瑞浪市陶磁資料館、屋外の展示物を見たあとは再び館内へ。
本当は2Fにも展示物があるようなのですが、コロナの影響なのか資料整理の関係なのか、この日は2Fは観覧禁止となっていました。残念。
1F、日本の主要窯業地と原料産地の展示コーナーへ。

実際に釉薬や素地の原料となる、いろんな石が展示されています。なんか…子供の頃に見た記憶があるような。地元には釉薬をつくっているメーカーもあるんですけど、そこに勤務している人の話によると「コバルトはめっちゃ高い」みたいな裏話も聞けたりして面白いです(笑)。

土岐市をはじめとした地元が主な産地である石とか土とか粘度とか。

外国から輸入している石とかもあります。中にはそのまま、原石として飾っても可愛いんじゃない?なんて石もあったりして。パワーストーンっぽいような。

このあと、特別展を見たんですけどそれはちょっと置いておいて。こちらも屋外にある展示物です。
ここはぶっちゃけ、お金を払わなくても見ようと思えば見られるエリアにあるので、近所にある公園とか瑞浪市化石博物館などを見学したついでにチラッと見てみても楽しいかも知れません。

連房式登窯は17世紀の初め頃に美濃に導入された窯です。その名の通り、房(窯)がいくつも連結しているのですが、階段状になっているのが特徴。織部から磁器まで、幅広く焼成されているのです。

これは窯の一番下の部分。ここから火を入れると、階段状(斜め)になっているので、上へ上へと火がのぼっていくのですね。

窯を横から見るとこんな感じ。こんな風に横からも入れるので、ここからたぶん焼き物を出し入れできるんじゃないかな、と思います。階段になってるから移動も楽にできます。

この窯の中にも穴があいていて、そこから火や熱が伝わっていくという仕組みです。

ちょっと中が覗けました。これがその穴ね。

以前、土岐市にある元屋敷窯を見学したことがあるのですが、あれも連房式登窯です。元屋敷窯はかなり大きかったけれど。
最近だと朝ドラの「スカーレット」にも穴窯として登場していました。こんなに長くはないのですが、信楽焼は日本六古窯のひとつであり穴窯への挑戦がドラマの後半の大事なエピソードとして描かれています。窯の主流だったこれらの窯も、最近ではほとんど使われる事がなくなってきており、こんな風に見学用として保存されているものしか見る事が出来ないんじゃないかなあ。
陶磁器とか窯とか、興味ない方にはつまんないかも知れませんけれど、私はこういうの大好きなので念入りに見学してきました。つづく。
↑【瑞浪市情報】瑞浪市陶磁資料館・01はこちら
●瑞浪市陶磁資料館
住所:〒509-6132 瑞浪市明世町山野内1-6
電話番号:0572-67-2506
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30分まで)
入館料:大人 200円、高校生以下無料
休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)、祝日の翌日、資料整理休館日(不定期)
HP:
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