瑞浪市陶磁資料館で開催されている、特別展・煌めきの洋食器のレポ記事のつづきです。
委託生産(OEM)された洋食器も沢山展示されていたのですが、見て!これ!なんと
ホワイトハウスに納入されたという、カップ&ソーサーです。写真にはうつってないけれど、箱も展示されていました。1993年のものなんだそう。ブランドは
Fitz & Floyd(フィッツ&フロイド)、このブランドはホワイトハウスの正餐用ディナーセットなども手掛けているんだとか。
こんな風に写真をそのまま貼り付けたような、リアルなデザインのプレートなどもいっぱいありました。鳥とか魚とかもあったよ。
いろんなデザインがあったんですけれど、今回は動物をモチーフとしたものが多かったように感じます。
こちらは
リンチェイスというブランドの
ジャガージャングルという作品です。
お皿のリムの部分(フチの部分のツバのような部分の事ね)に、ジャガーが描かれているのですが、お皿をちょうど一周しているようでなんだかちびくろサンボを思い出してしまいました。
これはなんだかハイブランドの食器類によくありそうな、灰皿とかになりそうなトレイ。お菓子入れとかアクセサリー入れになりそう。
ヒョウ柄なのかな?動物は動物でも、なんかこういうアフリカとかジャングルにいそうな動物のモチーフがすごく多かったです。時代もあると思うのだけれど、海外では人気があるのでしょうか?日本の食器ではあんまり見かけないような気がする。
こういうサーカスっぽいというか、どこかの国の王様が象の背中に乗ってそう、みたいなイラストもありました。色使いがカラフルなので、これは意外と子供でも使えるデザインなんじゃないか?と思ってみたり。
リンチェイスの
モンキービジネスという作品です。1996~2003年頃に登場したものになります。お猿さん以外にもトロピカルな雰囲気のモチーフがチラホラと。
私の大好きなスイカも描かれていました!カワイイ!
コレはクマちゃんがお誕生日会を開いているデザインです。可愛い。こんなお皿でお誕生日会を開催してみたいものです。
同じブランドでもデザイナーさんが違うのか、それとも時代が違うからなのか、セレクトされている動物だったり色あいだったりが異なっていて、見ていてちっとも飽きなかったです。すーっごい面白い!そして、ハイブランドの洋食器なのでお値段の記載はありませんけど、もちろんお高いお値段なんだろうなあ、と思います。
↑煌めきの洋食器のレポ、前回の記事はこちら
●瑞浪市陶磁資料館
住所:〒509-6132 瑞浪市明世町山野内1-6
電話番号:0572-67-2506
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30分まで)
入館料:大人 200円、高校生以下無料
休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)、祝日の翌日、資料整理休館日(不定期)
HP:
https://www.city.mizunami.lg.jp/kankou_bunka/1004960/touji_museum/index.html