うなぎ・日本料理 澤千
土岐市のお隣、多治見市には美味しい鰻屋さんがいくつかあります。東濃地方って山だらけであんまり魚系が有名っていうイメージがないのですが、なぜ鰻?ってぐらい不思議と鰻屋さんが多いのです。
「多治見 うなぎ なぜ」で検索すると、諸説いろいろ出てくるのですが…。
日本で一番暑い街として知られる多治見市内で夏バテに負けないため、地場産業の窯業関係者のスタミナ源として、陶器商が多い街なので商談をする際の食材として重宝されている、などなど様々な理由で古くから鰻はよく食べられています。
コロナ禍なのでどうかな、と思いましたがさすが!地元で人気のあるお店だからなのか、続々とお客さんがやってきてお昼時という事もありあっという間に満席になりました。
ひつまぶし(2900円)
鰻は4切のってました。上ひつまぶしになると確か6切だったのかな?薬味、香の物、お吸い物、出汁がついてきます。
余談ですが、ひつまぶし(櫃まぶし)とは名古屋めしの一種と言われている鰻を用いた日本料理です。最初はそのまま食べて、次に薬味を混ぜ込んで食べて、最後にお出汁をかけてお茶漬けのようにして食べる事ができるのです。
鰻関係は割と早めにサーブされていましたが、オーダーしてからそれでも10分くらいはかかったのかな?私は鰻ではなかったので、もう少し時間がかかりました。
私、鰻は嫌いという訳ではないのですが食べきれる自信がなかったので、牛肉にしてみたのでした。ひつまぶしの鰻が牛になったもの、と思って下されば。
そして、サラダがついてくるのと、お吸い物ではなくって赤だしが標準でついてくるのが鰻のひつまぶしとの違いですね。
コレが一番美味しかった。優勝。
てか、ぶっちゃけ鰻よりも牛よりもこのお出汁が美味しすぎて、このあとずっとお茶漬けにして食べていたのは私です。ひつまぶしとは。
サラダもお漬物も赤だしも全部食べきったら、すごくお腹いっぱいになったよ。
澤千のうなぎは一色産を中心に仕入れているんだそうです。明治34年初代、澤田千吉さんが開業したから「澤千」。地場産業とともにうなぎ・日本料理店として歩んできた澤千では、お料理に使われている美濃焼も素敵なものが揃っていたので、ぜひ食べながらも見てみてくださいね。
●店舗情報
店名:うなぎ・日本料理 澤千(さわせん)
住所:〒507-0033 岐阜県多治見市本町5-24
電話番号:0572-22-3115
営業時間:11:30~14:30(LO)/ 17:00~20:30(LO)22:00(CL)
定休日:水曜日
HP:http://www.sawasen.com/