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和食その他・地方料理

うなぎ・日本料理 澤千

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滅多に鰻なんて食べないので、どこのカテゴリーに記事を入れればいいのか悩んだのですが…。日本料理も提供されるとのことで、今回は「和食その他・地方料理」のカテゴリーに入れる事にしました。

うなぎ・日本料理 澤千
土岐市のお隣、多治見市には美味しい鰻屋さんがいくつかあります。東濃地方って山だらけであんまり魚系が有名っていうイメージがないのですが、なぜ鰻?ってぐらい不思議と鰻屋さんが多いのです。
「多治見 うなぎ なぜ」で検索すると、諸説いろいろ出てくるのですが…。

日本で一番暑い街として知られる多治見市内で夏バテに負けないため、地場産業の窯業関係者のスタミナ源として、陶器商が多い街なので商談をする際の食材として重宝されている、などなど様々な理由で古くから鰻はよく食べられています。
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あまりにも鰻屋さんが多いので、どこがいいのか悩んでいましたが澤千に以前行った事があるという方に「リーズナブルでなかなか美味しかったよ」と教えて頂いたので、今回はこちらへ。電話予約ができるのはお座敷でのコース料理のみ。こちらのホール席を利用する場合は予約不可なので、開店時間と同時にお邪魔しました。
コロナ禍なのでどうかな、と思いましたがさすが!地元で人気のあるお店だからなのか、続々とお客さんがやってきてお昼時という事もありあっという間に満席になりました。
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メニューは公式サイトに掲載されているので、そちらを見て頂きたいのですが、鰻を中心に丼やひつまぶしから、懐石までかなりの種類の用意があります。お値段も内容もそれぞれ違うので、いろいろ選べるのが嬉しいですね。

ひつまぶし(2900円)
鰻は4切のってました。上ひつまぶしになると確か6切だったのかな?薬味、香の物、お吸い物、出汁がついてきます。
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写真だとなかなか伝わりにくいのですが、すごいギッシリと詰まっていてかなりお腹いっぱいになってしまう量でした。
余談ですが、ひつまぶし(櫃まぶし)とは名古屋めしの一種と言われている鰻を用いた日本料理です。最初はそのまま食べて、次に薬味を混ぜ込んで食べて、最後にお出汁をかけてお茶漬けのようにして食べる事ができるのです。
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そして、こちらが私がオーダーした料理。
鰻関係は割と早めにサーブされていましたが、オーダーしてからそれでも10分くらいはかかったのかな?私は鰻ではなかったので、もう少し時間がかかりました。
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ちなみに、画像の奥に写っているのはひつまぶしのご飯大盛(+200円)です。お櫃の形がちょっと違っていて、大きめサイズとなっています。内容は普通のひつまぶしと一緒ですので割愛。
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牛まぶし(2800円)
私、鰻は嫌いという訳ではないのですが食べきれる自信がなかったので、牛肉にしてみたのでした。ひつまぶしの鰻が牛になったもの、と思って下されば。
そして、サラダがついてくるのと、お吸い物ではなくって赤だしが標準でついてくるのが鰻のひつまぶしとの違いですね。
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お値段から考慮すると、まさか飛騨牛ではないと思うのですが、それでもすっごく柔らかくて美味しいお肉でした。鰻のひつまぶしは甘辛いタレがかかっていますけれど、牛まぶしの場合はそこまで甘くはないステーキソースのような?ちょっと違うタイプのタレがかかっていたかな。
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ひつまぶしスタイルで食べてみます。まずはお椀に移して、そのまま食べる。めっちゃ、牛の味がしっかりとわかる!美味しい!焼き加減もバッチリ。
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こちらは鰻をお裾分けして貰って、薬味をかけたバージョン。そうだ、鰻のひつまぶしの場合は生山椒がついてきてたのでした。他にわさびもあったよ。手軽に味変できていいですよね。鰻は皮がパリッ、中はふわっ、と、王道の焼き加減で美味しかったです。タレは甘さ控えめ、そして分量も控えめで上品な味付けでした。
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最後に、お出汁をかけてお茶漬けにして頂くのですが…。
コレが一番美味しかった。優勝。
てか、ぶっちゃけ鰻よりも牛よりもこのお出汁が美味しすぎて、このあとずっとお茶漬けにして食べていたのは私です。ひつまぶしとは。
サラダもお漬物も赤だしも全部食べきったら、すごくお腹いっぱいになったよ。

澤千のうなぎは一色産を中心に仕入れているんだそうです。明治34年初代、澤田千吉さんが開業したから「澤千」。地場産業とともにうなぎ・日本料理店として歩んできた澤千では、お料理に使われている美濃焼も素敵なものが揃っていたので、ぜひ食べながらも見てみてくださいね。

●店舗情報
店名:うなぎ・日本料理 澤千(さわせん)
住所:〒507-0033 岐阜県多治見市本町5-24
電話番号:0572-22-3115
営業時間:11:30~14:30(LO)/ 17:00~20:30(LO)22:00(CL)
定休日:水曜日
HP:http://www.sawasen.com/

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by nalu_3_lin | 2021-04-04 10:39 | 和食その他・地方料理 | Comments(0)

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