
恵那市からの帰り道、お土産に五平餅を買って帰りました。五平餅、大好き。五平餅の太田 三郷店はちょうど小高い山道の途中にあって、なんとなく「峠の五平餅屋」のイメージがあったお店です。過去、何度か通りかかった事はあるものの、なかなか立ち寄る事が出来ませんでした。
ちなみに中津川に福岡店というのもあります。
余談ですが、東京にいた頃「三郷(埼玉県の)」という地名を聞くといつも懐かしい気がしてたんですけど、恵那市の三郷のことを思い出してたんだな、私。

この五平餅屋さんはとても人気があるのですが、営業日がなんと土・日・祝日のみなのです。家族の話によると、本格的な商売というよりは趣味というか、好きではじめた五平餅屋さんっぽいとの事ですが…。でも、とても美味しいから人気があるのだとか。

本当は店内で食べる事もできたんですけど、現在はコロナの関係もありテイクアウトのみの営業となってますのでお気をつけください。駐車場も数台しかとめる事ができず、いつも混んでいるのでタイミングを見計らって訪問するとよいかと思います。

という訳で買って帰りました。五平餅(200円)。昔懐かしい、わらじ型タイプ。しかもかなりサイズが大きめ。

横から見ると厚みもしっかりとある事がよくわかります。

美味しさのヒミツはやっぱり特製の手作りくるみだれにあるのではないかな、と。
同じ岐阜県の名物に栗きんとんがあるのですが、こちらも栗と砂糖というシンプルな原材料のはずなのに、なぜかお店によって味が異なります。五平餅も一緒で、基本お米(もち米?)とタレがあれば誰でも作れるはずなんですが、お店によってしっかり味が違うんですよねえ。

炭火焼なので、表面が少し焦げてパリパリ。遠赤外線でムラなく焼き上げているので、なんとなく甘みが増しているような気がします。炭火焼だと、表面を焦がしてしまうことなく、中までしっかりと加熱できるのです。なので、よく旨みを閉じ込めるとか甘さが増すとか言うんですけれど。本当、その通りだった。

中はふっくら、もちもち。柔らかかったです。なんでしょう、炊きたてごはんの中の柔らかい部分とおこげの部分の食感を同時に味わっているような気分。

ものすごく素朴な五平餅でした。今はまるっこい団子型の五平餅も増えたし、甘辛いタレたっぷりの五平餅もあるんですけど、私が子供の頃に食べていた五平餅ってこんな感じだったよな~、っていう懐かしい味だったな。
●店舗情報
店名:五平餅の太田 三郷店(ごへいもちのおおた)
住所:岐阜県恵那市三郷町野井1717-2
電話番号:0573-28-3577
営業時間:10:00~18:00(冬季 17:00)
定休日:月~金(※土・日・祝日のみ営業)
HP:
https://tabelog.com/gifu/A2103/A210302/21015163/(食べログ)
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