苺のシーズンもそろそろ終わりですね~。茨城県産のやよいひめを入手しました。都内に住んでいた頃は群馬県産をよく買っていたように記憶しています。
やよいひめは2005年に品種登録された群馬県生まれの苺です。とねほっぺ×とちおとめを交配したものを育成し、さらにとねほっぺを掛け合わせています。とねほっぺの血(?)が強いんですけど、とねほっぺ自体は私は食べた事がありません。
画像の通り、やよいひめの果皮の色は少しオレンジがかった明るめの赤色…というか朱色のような色をしています。形はきれいな円錐形。慣れてくると、食べなくても見た目でやよいひめは判断できたりしますよ。なんか、他の苺とちょっと違うんです。作り物っぽい色と形というか…キレイすぎるんだよなあ。
さて、やよいひめの名前の由来なのですが…。
一般的に3月を過ぎると気温が高くなり、ほとんどの苺の品質が低下しやすくなります。が、やよいひめだけは別!やよい=弥生(3月)とあるように、3月以降でも高い品質を維持できるのが最大の特徴なんですね。
やよいひめの断面図です。外皮の赤さはそのままに、中心部もほんのりと赤色。そして、白い維管束がクッキリ、ハッキリと見えています。個人的な感想なんですが、苺の断面図も作り物のようにキレイすぎるのです(笑)。スイーツデコにありそうな苺の断面図でした~。