
2022年10月1日と2日に開催された、駄知どんぶりまつり2022のレポートの続きです。個人的に今回巡った窯元の中で一番のツボだったのが、こちらの清山窯さん。

ほぼ全品、半額…!織部釉を使った器など、いかにも美濃焼みたいな伝統を生かしつつも、決して古臭くはない個人的に好みのデザインの器が多かったです。

清山窯さんでの戦利品はこちら!コレ、香炉です。他に招き猫やうさぎなど、動物をモチーフとした香炉が沢山ありました。同じデザインでも釉薬が違っていると、またその印象も異なっていて選ぶのに悩んでしまった。悩んだ末にこちらのトラの香炉を購入。

というか、最初はトラ猫ちゃんだと思って、うちの猫さんにそっくりだったので買おうと思ったのですがお会計の時にトラですと教えて貰いました。まあ、可愛いのでよし。なんとなく、リサ・ラーソンみたいな、北欧っぽさもあったりします。顔が蓋になっていて、中には香立てもありました。半額で1600円だったかな?

清山窯さんは明治の印判館という顔も持っており、奥には貴重な資料がたくさん展示されていて、こちらも大変興味深かったです。

昔の絵付けの技法である、銅板転写の器がズラリと展示されていました。細部までめちゃめちゃ細かいデザインがほどこされています。

顔料とか絵付けの道具と共に展示されていた、当時のお皿の破片なども。昭和の初期あたりかな?とにかく古い時代のお皿です。

今はもうこういう器をつくっているところって多分とても少ないと思うのですが、昔はこういう器が本当に多かった。うちにもあったよ。

赤絵、錦の器もありました。完成品だけではなく、制作過程がわかる途中まで絵付けがされた器もあったし、銅板(画像の下あたり)も展示されていて、大変勉強になりました。ここ、また来たいな。
清山窯
http://www.gifujirushi.com/071seizangama.html
駄知どんぶりまつり、最後はこちらの宗山窯にお邪魔して打ち止めです。他の窯元は駐車場からちょっと距離があって、諦めました。ごめんなさい。

こちらの器は濃いブルー、紺色が特徴的でした。どこか、沖縄のやちむん的な…唐草模様とかもあったし。和のデザインなんだけど、ちょっと個性的なデザイン。

すでにお値段別にシールが貼られていて、均一価格で販売されていたので買いやすいからか大量にまとめ買いをしているお客さんが多かったですね。

たまにこんな変わった釉薬の器もありました。鈍い色合いのゴールド、みたいな。

こちらも金色のほかにキラキラと輝くメタリックな色の器があってビックリ。一体どうやってこの色を出しているんだろうか。
宗山窯
https://www.soukichi.com/以上で駄知どんぶりまつり2022のレポートは終わりです。窯元がいっぱいあるのは知っていましたが、なかなか、ひとつずつきちんと見てまわるのって難しくって。お天気も良かったですし、ちょうどいい機会となりました。このあと、駄知を後にして同日開催していた下石町の窯元めぐりへと向かいます。
駄知どんぶりまつり2022
https://dachi-donburi.jimdosite.com/オンラインでのWEBどんぶりまつりも開催中です!
(2022年10月1日訪問)
↑そういえば作山窯は参加してなかったな。