
今年のゴールデンウィークに遊びに出かけた、愛知県瀬戸市にある瀬戸蔵ミュージアムのレポートです。
ここからは絵付けとか、型とかを展示しているコーナーへ。これは手描きの絵付けに関する道具とかが置いてあったスペース。

こちらは転写です。手描きだと、それぞれ微妙に絵柄が異なりそれがまた味わいでもあるのですが、大量生産をするにあたり転写による絵付けが導入され、同じ絵柄の食器を何枚でも作れるようになりました。

こちらは銅板転写による絵付けの解説となります。こういう絵柄の湯飲み、見た事あるんですけどこんなに細かく転写がわかれているなんて。ビックリ。でも、確かに理にかなっているよなあ。

手描きの絵付けや、銅板転写は下絵付けとなります。素焼きに直接、絵柄を施すんですね。

銅板を使って和紙に模様を写すから、銅板転写。

これは鋳込みを行う際の型の展示です。石膏で作られている型をパカッと外すと、中から素焼きになる前の粘土でできた壺とか花瓶とかが出てくるのです。

この鷲(鷹?)を作るために必要な型はこんなにあるのですね。パーツごとに細かくわかれているので、よりリアルな鳥を作れるのです。

こっちは平たいお皿などを作る為の型です。ちなみに、鋳込みには2パターンあって、圧力鋳込み(主に皿など)と排泥鋳込み(主にポットなど)があります。

こういうのは、なかなか陶器屋さんの工場見学にでも行かないと見る事ができないので、結構貴重なのでは…。

で、出来上がった素焼きなどに釉薬をかけたあと、こういう窯で焼いていたんですよ~っていうのを説明するためのジオラマ。登り窯ですね、これは。

釉薬の種類とか原料とか。釉薬ねえ、勉強したことあるんですけれど、すっごい奥深いというか、覚える事いっぱいありすぎて楽しいけど難しいです。

で、出来上がった瀬戸焼はこんな風に木箱(りんご箱みたい)に詰めて出荷されていたという訳。最初に見た、駅のところに集められてそこから各地へ旅立っていくのですね。という訳で、散策ルートもスタート地点へと戻りました。

当時の瀬戸焼の展示もありました。今でいうところの、昭和レトロな雰囲気があるデザインですが、これこそ正統派な洋食器なのではないかと。輸出する国ごとにそれぞれデザインなどが異なります。その国の食文化や嗜好に合わせていたんですね。

こっちはノベルティです。そうそう、瀬戸はノベルティでも有名なのです。ノベルティについては、このあとに見学したエリアにもいっぱいあったので、改めてそちらでご紹介したいと思います。
瀬戸蔵
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